本当の神社参拝とは

私は神社に祀られている神さまを知り、理解してご挨拶することが真の神社参拝だと思っています。

神社に祀られている神さまのことを知らずに「やれパワースポットだ」「やれご利益だ」と神社を参拝するのはナンセンスです。
失礼なことだと思っています。

今の自分達に置き換えて考えてみて下さい。

ある人に「何かを頼みに行くとき」「お仕事をもらいに行くとき」に、その人を良く知って理解して会いに行きませんか?
何故、神社では同じことをしないでしょうか?

また、氏神(うじがみ)とは氏子たちの上方の人、氏の上が元になっています。
その土地や一族の長や親分だった人のことです。
長や親分のことを理解するのが普通だと思いませんか?

表面に見えている神が、その土地の本当の神さまとは限りません!

神社とは古事記や日本書紀に登場する神さまだけを祀る為にある訳ではありません。
先ほども話した様に、氏神(氏の上)を祀る場所であったのです。

大昔からその土地で確約している地主神さまがいて、政治的な理由により天照大御神や須佐之男命など古事記に登場するよく知っている神さまに上書きされているのです。

一部の神社ではしっかりと地主神と書かれている場所もあります。
しかし、地主神は境内の隅の方や山の奥に追いやられている場合が殆どです。

神さまではなく天狗や鬼にされているケースだってあります。

神社の真実を見抜く!

こう言った表面には見えてこない神さまや昔から神社にいた地主神、昔から住んでいた人々のことよく知り、理解して感謝することが祀り上げられている神さまへの敬意になるのです。

日本を!土地を!人々を!文化を!理解して真の神社参拝をしてください。

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。