7月13日(水)の神社ブランチ(神社参拝&ビジネス交流会)のご案内です。
今回は東京都文京区に鎮座する白山神社(はくさんじんじゃ)を参拝します。
白山神社は加賀国の白山比咩神社から勧請を受けて948年に創建された神社です。
旧名称は白山権現社と呼ばれていました。
主催神は以下の神さまになります
- 菊理姫命(くくりひめ の みこと)
- 伊弉諾命(いざなぎ の みこと)
- 伊弉冊命(いざなみ の みこと)
伊弉諾命と伊弉冊命は有名なので古事記や日本書紀を知らないひとでも何となくしっているのではないでしょうか?
「国生み」と「神生み」を行った神さまです。
しかし…
菊理姫命は余り聞いたことがない神さまかと思います。
「古事記」や「日本書紀」の本伝には書かれておらず、異伝である一書に一文だけ出てくるのです。
こちらが原文
及其與妹相鬪於泉平坂也、伊弉諾尊曰「始爲族悲、及思哀者、是吾之怯矣。」時、泉守道者白云「有言矣、曰、『吾、與汝已生國矣、奈何更求生乎。吾則當留此國、不可共去。』」是時、菊理媛神亦有白事、伊弉諾尊聞而善之。乃散去矣、但親見泉國、此既不祥。
(一般的な)解釈文
その妻と泉平坂で相争うとき、伊奘諾尊が言われたのは、「当初、あなたを悲しみ慕ったのは、私が弱虫だったのだ」
このとき、泉守道者よもつちもりびとが申し上げて言ったのは、「伊奘冉尊のお言葉がありまして、『私はあなたともう国を生みました。どうして更にこの上生むことを求めましょうか。私はこの国にとどまって、ご一緒には参りません』と」
このとき菊理媛神が申し上げられることがあった。
伊奘諾尊いざなぎのみことはこれをお聞きになり、褒められた。
ただし、自ら黄泉の国を見たこと、これが不祥であった。
この一文だけ…
申し上げたって…何を申し上げたのでしょうか?
もう一つ気になる点があります。
日本書紀一書の原文にある「菊理媛神亦有白事」を「菊理媛神が申し上げられることがあった」と訳していますが「白事」を「申し上げる」と訳すのはちょっとおかしいです。
だいたいは「日」、「日く」→「いわく」と書かれています。
「白事」とは何なのでしょうか?
白山の「白」や「白山比咩神社」の「白」とも連想してきます。
さて、今回の謎解きはこの三点です!
- 菊理姫は何て言ったの?
- 白事って何?
- 白って何だろう?
お楽しみに♬
日程:7月13日(水) 10:00~12:00
場所:白山神社(文京区)
東京都文京区白山5丁目31−26
現地集合になります。
参加費:3,000円(税込み)
参加者の方に詳細をご連絡します。
申し込み方法:以下の申込みフォームに入力お願いします。
主催:合同会社ファンクリエーション
怨霊大博士づか