こんにちは！

怨霊大博士ズカです(*^▽^*)

今日は『歴史を深く考察すると』についてお話します。

神社の謎解きは深い学びにつながります。

他分野の情報を幾重にも交差させて答えを導きます。

答えのないところに答えを導き出すことは社会問題を解決していく思考と同じです。

天女と五頭龍の伝説

さて、また神社になぞらえたお話をします。

次回のオンライン謎解き神社ツアーでは鎌倉の江ノ島に祀られている弁才天とその夫である龍の物語をお話します。

2/14 オンライン謎解き神社ツアー⛩江島神社＠日本三大弁財天と海王の悲恋の物語を解く

この物語は江ノ島に伝わる天女と五頭龍のお話なのです。

五頭龍というと湘南モノレールの西鎌倉駅から10分程歩いたところに鎮座する龍口明神社に祀られています。

MAP↓
https://goo.gl/maps/m697RA4Gnk2LCTYx6

もとは、江ノ島駅の側に鎮座する龍口寺に龍口光神社がありました。

MAP↓
https://goo.gl/maps/CqBfYKmosuseXCup8

今では元宮となっており、先に話した西鎌倉に遷座しました。

 

さて、「天女と五頭龍」がどの様な物語かというと

と言うお話です。

ここで、伝説の話と現在の状況を整理したいと思います。

• 天女である弁財天は江ノ島の江島神社に祀られています。
• 龍は五頭龍であり大陸側の西鎌倉に祀られています。

夫婦になったのに離れ離れの状況にあるのが理解できるかと思います。

そして、別の情報を入れますね。

龍口明神社と江島神社では還暦巳年祭という行事があります。

名前の通り60年に一度、五頭龍大神の御神体が御神輿に乗って江ノ島に渡り、江島弁財天と共にご開帳される儀式です。

これは60年に一度夫婦が出会えると解釈できます。

矛盾点が浮かびませんか？

伝説では夫婦になったのに、現在は別々の場所に居る、そして出会えるのは60年に一度しかない…

それはいったい何故なのか？

これを読み解いていくことに面白さと深い学びがあるのです。

深い学び

天女と五頭龍の伝説の内容や還暦巳年祭があることを単に覚えるだけは暗記の能力だけでしかなく、深い学びにはなりません。

神社の話となると古事記や日本書紀などの歴史が中心になりますが、書物に書かれていることを単に鵜吞みにするのではなく、

• 当時の時代背景を考慮すること
• 文化や人の動きなどがどの様に推移してきたのかを考慮すること
• 他の神社や伝説などとの類似点がないかを考慮すること
• 矛盾点や差異がないか考慮することを考慮すること

などを掛け合わせて歴史を解いていくことが深い学びになります。

着目点は歴史だけではありません。

例えば地名や地形、地質などからつなげて考えることもあります。

学習科目で言えば「地理」になりますね。

また、歴史に近い考え方ではありますが、名称や文化なども重要な解釈になります。

特に当時の文化は大事だと思っています。

 

例えば

現在で「スタバ」と言えばカフェのスターバックスコーヒーだと殆どの方が思い浮かべるかと思います。

しかし、史書に「スタバ」なんて掲載されません。

スターバックスコーヒーとは掲載されてもスタバはないでしょう。

こういった部分が当時の文化を知ることの大切さです。

 

この様にいくつものレイヤーを重ね合わせてある答えを自らが導き出すことが深い学びだと考えます。

こういった考え方や習慣は歴史だけに留まらず日常や仕事でも同じ考え方をします。

仕事という面で見れば企業は多角化しています。

今までの固定観念に囚われていては業績は伸びませんし、倒産することさえありえます。

深い学びを行う習慣こそが多角化に対応できる思考力を育てます。

 

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