若いときに「現場に行って肌で感じて来い!」と言われていました。
肌で感じるとは:
実際に体験したり、詳しく見聞きしたりして、現実的なものとして感じ取ること。
今でも「古代の歴史を肌で感じた」「ビジネスを肌で学ぶ」など肌で触ることによって感知する”触覚”として使い方以外に、肌に触れてなくとも雰囲気を感じることができるセンサーであることが分かります。
また肌は受精卵が細胞分裂する際に脳と皮膚は同じルーツから生まれ、よく似た仕組みを持っていることから「第3の脳」と言われています。
毎日の生活を振り返ってみると、お風呂に入ったときに「あ~気持ちいい」と感じたり、お腹が痛いときに親に手でさすってもらうと「痛みが和らいだ」と感じたりするのは、肌が受信したものだということがわかります。
また、肌にはアドレナリンなどの脳内物質を感じとる機能があることから様々な感情を作り出す役割も担っているのです。
そもそも肌(皮膚)の役割は2つあり、1つは生命を維持するための「防御機能」、2つ目は環境の変化を感知する「感覚機能」です。
「防御機能」は体液の流出を防ぎ、外界からの異物侵入を防いでくれます。
「感覚機能」は、周囲に起こった現象を知らせるセンサーで、「鳥肌が立つ」など目には見えない情報を、肌は鋭く受け取ってくれています。
古代の人達は最良を選択する力が研ぎ澄まされてのだと思う
神社参拝で各地を回っていると凄く怖い雰囲気を感じることがあります。
どの様な神さまがいるのか調べる為に社の裏に回ったり、装飾や消えそうになっている札の文字をジロジロと眺めるが、余り長居はしたくないと感じるのです。
都会でも何となく薄暗く、怖いおじさんが居そうな路地には入って行きたくないな…と感じますよね。
その様な第六感と呼ばれる感知機能は肌にあるのないかと思うのです。
前述の様に肌と脳はつながっていて感情や感覚が反応しているから、そう推測いるのです。
プロ野球選手のイチローも「どれだけ頭の中に情報を詰め込んでも、肌感覚で持っていないと弱い。失敗してなんぼ」と言っている。
技術的な情報をどれだけ詰め込んでも、状況判断や試合の流れなどを「読む力」=感情や感覚までに落とし込んでいる力には及ばないということです。
投げ込まれたボールを打つか打たないかを選択していたのは肌感覚という事ですよね。
この様な感覚は古代の人達の方が優れていたのだと思う。
日本の国土の7割以上は山なんです。
しかも、古代では現代の様な平野部は少なく、殆どの人達は山に住んでいました。
足場は舗装されている訳もなく、ひっかけたり、つまづく所だらけです。
そして獣達とも隣り合わせで生活する環境の為、状況判断や場の流れを読む毎日だったのだと思います。
日々の生活が肌感覚を研ぎ澄ます為の練習だったのです。
選択の結果で生死が決まってしまうような環境です。
毎日、肌感覚を研ぎ澄ましていれば最良を読む力が強かったと推測できるのです。
第六感を研ぎ澄ます
時間軸は違っても同じ人間ですから古代の人達の様な状況判断ができ、最良を選択する強い力が欲しいですよね。
成功する為により良い選択をしたいじゃないですか!
その為に実践していることがあります。
前述で肌には「防御機能」と「感覚機能」があると話しましたが、私達現代人はどちらも衰えています。
先ずは肌の防御機能はからです。
体の外側からは化学合成洗剤で体を洗い、化学物質の洗剤や柔軟剤が付いている化学繊維の服を着て生活しています。
経皮毒により肌のセンサーを狂わしています。
(これら以外にもたくさんセンサーを狂わすことが身の回りにあります)
内側からは食事です。保存料、うま味調味料などの食品添加物、疑似食材などにより肌と脳をつなげる物理的な回路を狂わしています。
(これら以外にもたくさんセンサーを狂わすものを食べいます)
次に感覚機能ですが、私達現代人の心が固くなっています。
自分の行動に自分で制限をかけて、がんじがらめになっているじゃないですか!
何が好きかも分からない…遊ぶことも知らない人が増えています。
この様なことでは肌と心はつながらないでしょう!
第六感を研ぎ澄ます為には身の回りから極力化学物質を遠ざける!食事を見直して極力化学物質を体に入れない!
そうは言っても現代の世の中で化学物質が体の中に入れない生活をするのは不可能に近い。
だから入ってしまった化学物質を外に出す為にお水をたくさん飲む!
心をつなぐにはみんな天才化機構のハイパージーニアスメソッドを取り入れてしっかりと肌と脳を、心をつなぐトレーニングをしています。
過去の歴史を学び今に活かす!
それが「学習」です。
これからも数万年もの積み重ねてきた古代の知恵をみなさんに伝えていくよう、探求していきます!
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