神社を読み解く”タナラ相通”

先日、ワントピ神社好きが語る会でプレゼンをさせて頂きました。

年末の神社好きの濃いぃメンバーにちょっとマニアックな話で言語学の「タナラ相通」をお話しましたのでシェアします。

タナラ相通

古くから日本語の音韻転訛(おんいんてんか)で、もっともよく起きる変化の法則です。
主に地名における「た」「な」「ら」同士の転訛が多いことから、タナラ相通と名づけられています。

これだけだと実感が沸きにくいと思いますので神田明神の例にして語っていきます。

如何でしたでょうか?
検証していくと腑に落ちてくるかと思います。

片目が潰れていることを「かんだ」と呼んだとありしたが、これも「たたら製鉄」の職業病の一つです。

炉の温度を見るために小さく開いた穴を片目で見ていくのです。
すると高温で目が焼かれることで見えなくなってしまうのです。

そんな鍛冶に従事していた人たちを王権は蔑み差別して「かんだ」と呼んだと考えられます。

歴史に潜むプロパガンダ

「かんだ」を「神田」としたのは何故でしょうか?
単にたたら製鉄の民が住んでいたのであれば神の田と表記する必要はなかったと思います。

かんだが真意を知られたくはなかったから、分かりずらい由来を被せているように思えます。

この様なプロパガンダは歴史の中で何回も繰り返されてきています。

そして、現代も形を変えてプロパガンダは仕組まれています。

何者かのプロパガンダに動かされるのではなく!
自分の人生を楽しく生きるために歴史のプロパガンダを学んでいきましょう!!

 

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